シカ・イノシシ対策専用くくり罠・害獣駆除対策のことならオーエスピー商会へ

オーエスピー商会
お見積もり・相談無料。TEL.097-523-0707(受付:9時〜17時) 38,000円以上ご購入の方は送料無料。
FAX注文用紙 お問い合わせ
マイページ カートを見る

罠の製作のコツの記事

猟師への挑戦状―B式・W式トラップを山でどう使いますか?

カタログに同封したチラシを見て、このページを開いてくださった方も多いと思います。

 

今回から3回にわたり、B式とW式という、現在ではあまり見かけなくなった二つのくくり罠をご紹介します。

 

ただし、単なる商品説明をするための連載ではありません。

 

罠は、買って置けば獲れるものではなく、獲物の動きや獣道を読み、仕組みを理解し、猟師が山の中で仕上げるものです。

 

捕獲実績や捕獲効率が求められる今だからこそ、もう一度「この一頭を、どう獲るか」を考える。

そのきっかけとして、B式とW式を取り上げます。

 

 

 

◆あなたは、この二つの罠を説明できますか?

 

あなたは、この二つの罠を、山でどのように使うか説明できますか?

知らなくても不思議ではありません。

 

現在よく使われているくくり罠の多くは、踏み板を踏むことで作動します。

一方、今回紹介するB式とW式は、蹴り糸へ触れることで作動する「間接式」のくくり罠です。

 

同じくくり罠でも、作動のきっかけが違えば、山で考えることも変わります。

 

 

 

 

◆捕獲実績や効率だけでは、獲れない一頭がいる

 

最近は、「簡単に使える罠はないか」「もっとよく獲れる罠はないか」という相談を多く受けるようになりました。

狩猟よりも駆除として罠を使う機会が増え、捕獲実績や捕獲効率が求められるようになったからでしょう。

それは、被害を減らすために必要なことです。

 

しかし、数多く罠を掛ければ、すべての獲物が捕れるわけではありません。

 

・罠の周囲で足を止める。

・掘り返した場所を避ける。

・一度失敗した場所へ近づかなくなる。

 

そうした警戒心の強い一頭が残り、被害を出し続けることがあります。

 

 

その一頭を獲ろうとしたとき、私たちは考えます。

 

・なぜ、この個体はここを通るのか。

・どこで警戒しているのか。

・どの足を、どこへ置かせるのか。

・罠はどの方向へ、どのように動くのか。

・これまでの失敗で、何を学習させてしまったのか。

 

たくさん掛けて獲る技術と、狙った一頭を獲る技術は、同じではありません。

 

 

 

◆罠は、山へ持っていく時点では完成していない

 

以前は、猟師の方から「こんな仕組みはどうだろう」「この部品をこう動かしたらどうか」と

さまざまなヒントが持ち込まれていました。

私たちは、猟師に教わりながら罠を作ってきた会社です。

罠は買った状態で完成しているものではなく、自分の山に合わせて工夫する道具だということも

猟師の方々から教わりました。

 

 

既製品が増えたことで、罠猟を始めやすくなりました。

これは大きな利点です。

現在の標準的な踏み込み式が、多くの方に適していることも間違いありません。

 

 

その一方で、説明されたとおりに置けば獲れると思い、空弾きや失敗が起きると

「この罠は獲れない」と判断してしまうことも増えたように感じます。

 

 

けれど、どれほどよい罠でも、

 

・獣道の幅

・足を置く場所

・障害物の位置

・土やにおいへの警戒

・ワイヤーが動く方向

 

まで考えなければ、その力を十分に生かせません。

 

 

「罠は、買って置けば獲れる」――ではない。

山の中で、猟師が現場に合わせて仕上げるもの!

 

これが、今回の連載で一番伝えたいことです。

 

 

 

◆踏ませる罠と、触れさせる罠

 

一般的な踏み込み式では、踏み板を踏んだ場所にくくり輪があり、バネと機構がワイヤーを足の上へ導きます。

設置を再現しやすく、現在の標準式として広く使われています。

 

 

B式とW式では、獲物が蹴り糸へ触れたことをきっかけに、離れた位置のバネがワイヤーを引きます。

そのため、ただ糸を張ればよいわけではありません。

 

・どの高さで、獲物のどこへ触れさせるのか。

・その瞬間に、足はどこにあるのか。

・地面を滑るワイヤーを、どうやって足の上へ導くのか。

 

獲物の動きと罠の動きを重ね合わせ、猟師が現場で仕上げる部分が、より大きい罠です。

 

 

 

◆B式――軽さを生かし、「もう一つ」を山へ

 

B式は、樹木へ固定した引きバネを使います。

土を大きく掘らずに設置でき、軽く、リュックへ入れて持ち歩けることが特徴です。

 

「ここにも、もう一つ掛けておきたい」と思った場所へ、背中から取り出して設置できる。

 

この軽さは、単に荷物を減らすだけではなく、猟師が選べる場所を増やします。

 

ただし、引きバネを固定できる木が必要です。

蹴り糸とくくり輪の位置、引きバネの癖、ワイヤーを足の上へ導く工夫まで理解して、初めて生きる罠です。

 

第2回では、B式の設置を説明するだけでなく

・獲物のどこへ蹴り糸を触れさせるのか

その瞬間に足がどこへあるのか

・ワイヤーをどう導くのか

まで考えます。

 

B式トラップを詳しく見る

 

 

◆W式――速さを生かすには、機構の理解が要る

 

W式は、二つのねじりバネを備えたダブルキックバネを使用します。

トリガーが外れた後、ワイヤーを非常に速く引くことが特徴です。

 

一方で、ねじりバネは扇形の軌道を描いて動きます。

強いバネがどこへ動くのかを知らずに扱えば、大きなけがにつながります。

 

高価だから獲れる罠でも、強いから獲れる罠でもありません。

 

トリガーとバネの動き、安全な取扱いを理解し、その速さを生かす設置ができる経験者のための罠です。

 

第3回では、

・W式がなぜ速いのか

・複数の安全装置をどう使うのか

・ねじりバネがなぜ壊れにくいのか

を、順にお話しします。

 

W式トラップを詳しく見る

 

 

◆どの罠が上か、ではない

 

B式やW式が、現在の標準式より優れていると言いたいわけではありません。

 

・今の罠で空弾きが続く。

・掘りにくい場所へもう一つ掛けたい。

・警戒心の強い一頭を狙いたい。

 

そんなとき、作動の考え方が違う罠を知ることで、山の見方が変わることがあります。

 

どの罠が上なのかではなく、どこで、どの獲物に、なぜ使うのか。

 

その答えを考えることも、狩猟の楽しみではないでしょうか。

 

私たちは、猟師に教わってきた会社です。

教わった技術を、次の猟師へ。

 

 

 

◆次回は、B式をもう少し詳しく

 

次回は、引きバネ式のB式トラップを取り上げます。

 

背中に、もう一つ。

 

その軽さを、単なる持ち運びやすさで終わらせず、「この一頭をどう獲るか」という設置の考え方まで掘り下げます。

 

次回「B式――もう一度『どう獲るか』を考える、引きバネのくくり罠」へ続きます。

 

 

 

◆ご相談ください

 

「自分の山でも使えるだろうか」「今の罠との違いを聞いてみたい」と思ったところから、ご相談ください。

猟場や、現在お使いの罠の写真があると、より具体的にお話しできます。

 

お問い合わせフォーム:https://www.osptrap.co.jp/contact/index.html

電話:097-523-0707(受付 9:00~17:00)

 

※B式・W式は、機構と安全な取扱いを理解した方向けの罠です。

 設置の際は、法令・各地域の規定を守り、人や対象外の動物が触れる可能性も含めて

 安全に管理してください。

 

 

 

スエージャーの手入れについて

こんにちは、Yです。

 

今日はスエージャーのお手入れ方法についてお伝えしたいと思います。

(※数年前に書いた記事の再掲載です)

 

くくり罠はセットを購入しても、

獲物が暴れたりすると各部品が破損し部品の交換などが必要ですよね。

 

その際に必ず必要になるのがスエージャー等の工具だと思われます。

 

当店ではワイヤーの製造に販売してるものと同じスウェージャーを使用しています。

作業場では毎日たくさん加工を施すのでベンチタイプの600BBが主になります。

 

 

日頃のメンテナンスについて

 

準備するもの

 

 ・パーツクリーナー

 ・潤滑剤

 

 

メンテナンスの方法ですが、

稼動部の特に軸になっているところにはゴミ等が無いように

使用したら毎回清掃して潤滑油を入れます。

 

 

 

また、刃部は一番重要です。

清掃して潤滑油を入れますし、たまには分解して切れ味を確認したりします。

 

先日お電話いただきましたお客様から

「購入したスエージャーが切れなくなった、ワイヤーがバラバラになる」

とお問い合わせいただきました。

 

ご自分で分解されたようですが、大変だったろうとお察しいたします。

片側は六角ボルトに芋ネジの打ち込みで、反対側は頭が丸いネジ、

万力か何かで挟まないとネジは回らないし、芋ネジのせいでネジが切れてしまっています。

オマケにネジロック材がたっぷりと(-_-;)

 

折角分解されたのであれば、切れ味を確認して見てください。

ワイヤーをはさむ ” U ”になった部分の片側はカッターの刃のように

尖っていることを確認できると思います。

その反対側は、意外となめらかになっていないでしょうか?

その状態であれば、少し使い込んできている様に思えますね。

 

 

 

それでも刃が切れにくくなった場合は・・・

 

一度分解したネジは再度組み込んでも使えないと思います。

元に戻すなら新しいネジを使用された方が良いですね。

ただ、普通にネジとダブルナットで取り付けたとしても、すぐに隙間が開いてしまうと思います。

ネジロック材は必須。可能であればロックナットのようなものを使って、

隙間が開かないようにすることがワイヤーの先端をまっすぐにする秘訣です。

 

 

ボルト・ナットを交換する時に必要な工具

 

 

 

弊社でスエージャーを購入していただいた方には、ネジのセットは無償で送らせていただいています。ご注文の際に「切れにくくなったんだけど・・・」と一言おっしゃってください。

 

弊社でお買い上げになっていない方にも販売させて頂いておりますので、お問い合わせください。

 

あと、添付品でゲージがついてきていると思います。これがまた大事ですね。

スリーブをカシメた後に確認して見てください。

カシメた部分をゲージに当ててみて、明らかに入らないようなら刃が磨り減っているのかもしれません。

そこまで使われた場合は、新しいものと交換されることをおススメします。

 

 

 

加工作業する時、ワイヤーが撚ってしまう時の対処法

 

こんにちは、Yです。

 

今回もお客様からあったご質問を紹介します。

 

Q.「ワイヤーを加工する時、ワイヤーがバラけたり、拗れてしまうので

 何かいい方法はないですか?」

 

当店でのワイヤーの使い方をお伝えします。

毎日スタッフがワイヤーをカットしたり加工したりとしているので

より効率よい方法を模索して、今の方法になりました。

 

当店ではこんな感じでワイヤーを切ったり加工してます↓

 

1.ワイヤーはダンボールもしくは洗面器に入れる

 

まず、ワイヤーが丁度よく収まる洗面器やダンボールを用意します。

当店ではさらに、ダンボールの下に回転台を載せたりしてますが、

作業台の上にダンボールを乗せてもOKです。

 

2.天井近くにワイヤーを通す

 

 

滑車とワッシャをネジで作業台の高い位置に固定します。

針に糸を通すような感じでワイヤーを滑車の間に通します。

 

こうすることで滑車のレールによってワイヤーを取り出しやすくなります。

捩れにくく、ワイヤーがごちゃごちゃしないのも良いですよ。

 

以上です。

良かったら試してみてください(^o^)

 

スリーブの加締め方・通しやすくするコツについて

こんにちは、Yです。

 

 

お客様からお問い合わせの多かった質問を紹介したいと思います。

罠を自作してる方、修理している方のご参考になれば幸いです。

 

 

(質問その1)

スリーブにワイヤーが通しにくい

 

 

罠の加工時にスリーブWまたはW半分を

ワイヤーを折り返す際に通しにくいとの声を多く聞きます。

針に糸を通す時のようなもどかしさがありますよね。

 

そこで、当店での入れ方をご紹介します!

 

 

ちなみに むか~~しのカタログ(10年くらい前?)に載ってました(^o^)

↓↓↓

 

写真ではスリーブ(S)に通してますが、スリーブ(W)も同様の方法で行います。

 

カットしたワイヤーはセロテープを巻く事でバラけにくくなります。

セロテープを1周半くらい巻くのが調度いいテープの長さです。

(長すぎるとテープ分太くなって逆に入りにくくなります)

 

 

動画も撮影してますので、ご確認ください。

コツはセロテープの先を針に糸を通すように細くねじります。

そして斜め上からワイヤーを入れるようにするとスルリと入ります。

 

 

良かったら試してみてください^^

 

※注意※

スリーブ(W)4mm用が入らないからという理由でスリーブ(W)5mmを購入される方もいます。

ワイヤーが抜ける可能性が高く、怪我の原因になり、大変危険ですので止めてください。

4mmのワイヤーには4mmのスリーブ(W)または(W)半分でお願いします!

 

 

(質問その2)

スリーブ(W)の半分を当店のようにするにはどうしたらいいですか?

 

くくり輪の先端用の部分です。

社内ではこの部分をその見た目から

「クロワッサン」と愛称を付けて呼んでます。

 

当店のスリーブ半分のカシメ方についてですが、

油圧ジャッキにてギリギリまで圧力をかけてカシメております。

 

それは商品としての見栄えを考慮した上で作製しておりますので、

実際に使用する時は当店のようにカッチリカシメなくても、強度は変わりません。

 

↓↓↓お客様にはスエージャーを使ったスリーブW半分の取り付け方を紹介してます↓↓↓

 

 

 

 

まとめ

 

(質問その1)スリーブにワイヤーが通しにくい

・スリーブを通しやすくするにはワイヤーにセロテープを巻くと良いです!

 巻く時は針の糸を通すように、セロテープを捻って先端を細くします。

 

(質問その2)スリーブ(W)の半分を当店のようにするにはどうしたらいいですか?

・先端のスリーブW半分はスエージャーを使ってカシメると良いです。

 

 

ちなみに今年度からしまるくん前側仕掛けワイヤーの販売もしてますので、

作る時間がない方などはどうぞ、ご購入ください(*^^*)

 

 

しまるくん用前側仕掛けワイヤー 購入はコチラ>>

 

以上、スリーブを入れやすくするコツでした。

また、質問があればまたブログで紹介します(^o^)

 

 

はじめての罠猟から獲物獲得までの流れ 38000円以上ご購入の方は送料無料 商品カタログのPDFをダウンロード 商品カタログの請求はお問い合わせフォームに記入 皆様のご意見をお聞かせください