空ハジキについて
こんにちは。社員のNORIです。
今回は、お問い合わせの多い空ハジキについてお話したいと思います。
お電話での御相談No1です。
初心者の方なら獲物に踏ませることが出来るようになっている(=上達している)という事ですし、経験者の方であれば次のステップに移る為の考えどころという事でしょう。
そこで、今回はそのためのヒントとして考えて頂ければ。。。と思います。
まず、お電話にてお話をさせて頂いた後に、まず伺うのは
”先端部のワイヤーは毎回交換されていますか?”
という事です。
例え強力なバネを使っていても、ワイヤーに癖が付いていて、あるいはキンクした状態になっていると足をクビル時に動きが止まる事が考えられます。
ワナが作動した時には、同時に獲物も足を上げる状態になります。
その時に素早くワイヤーを引く為には、先端部は柔らかいものを使って、且つ動作が速くなるように新しい部品を使って頂きたいと思います。
弊社でも修理を行う場合は、先端部の状態を確認させて頂きます。
あまり損傷がひどくない場合は、ストッパーの辺りまでを切断して、新しい部品を取り付けます。
そんなに高い部品を販売するつもりはないので、いかがでしょうか?
二つ目ですが、
ワナの構造的にワイヤーがどのように動いているか?
を観察してみてください。
くくり輪が横に移動するでしょか?垂直に作動するでしょうか?
もし、意図しない方向に動いているようであれば、ワサの内側に木の枝だったり、棒を立ててみるのはいかがでしょう。
少しの抵抗は出ますが、方向を出すことは出来るかもしれません。
三つ目ですが、
本当に狙った獲物が踏んでいるのか?
という点です。
良く聞く話で、小動物がかかっていたりという事があります。
また、土や雪の重みでワナが反応してしまったりしている事はないでしょうか?
であれば、作動するトリガーに対して少々負荷をかけなければ反応しないように工夫をしてみてください。
例えばですが、しまるくんであれば、塩ビパイプの横に安全ピン用の穴が開いています。
そこに爪楊枝を差しておいて、それが踏んで折れて落ちなければ作動しないようにすることも出来ます。
A式、W式であれば、レバーだったり、ピンに抵抗が出るようにしてみる等の加工も出来ると思います。
そして、これはあまり大きな声では言えませんが、テリトリーが他の方とかぶっていることはないでしょうか?
もし、そうなら空ハジキが必然的に発生していることも???考えられますね。
と、冗談はここまでですが、状況に応じて弊社でも御相談に乗っておりますので、遠慮なく御連絡下さい。
では、今回はここまでに。。。